最近本業のほうが忙しすぎて更新がおざなり、顔がえなりになりつつある。
11月は出来る限り書いていく予定である。
さて、こういうブログをやってると、
「結局、関西一のサウナ施設はどこなん?」
とよく聞かれる。
大阪生まれ大阪育ちの俺としては、当然大阪のサウナを挙げたいが、残念ながら違う。
正解は、
「神戸サウナ&スパ」
である。
大東洋。ニュージャパン。アムザ。延羽。タテバ。神徳。福徳。太平。
確かにどれも最強レベルのサウナである。
しかし、神戸サウナ&スパは、そんな次元ではない。
最強レベルなんかではない。
最高。
最高なのである。
「たかが最強程度で最高に勝てるわけがない。」
昔、俺の大嫌いな不良が、変な帽子被りながら言ってた。
そんなわけで先日三宮に遠征する機会があり、その最高なサウナ「神戸サウナ&スパ」を久しぶりに体験。
端的に言うと、
”痒いところに全て手が届く完璧サウナ”
だった。
JR三ノ宮から徒歩5分、阪急三宮からは徒歩3分の超好立地。
高級感ある受付にて丁寧な館内説明を受け、ロッカーへ。
さすがは西の横綱、受付嬢の所作も説明スキルも素晴らしく教育が行き届いている。
服を脱いでいざ浴室へ向かう途中、早速出鼻をくじかれた。
ちらっと洗面台を見ると、当然ドライヤーや綿棒は他の施設と同じく用意されてるのだが、化粧水・乳液もちゃんとあり、なんとヘアワックスがGATSBYムービングラバー全種類、ナカノワックス全種類完備されていた!
しかも制汗剤のAg+まで置いてある!
こんなサウナ施設、関西で見たことない!
ここでもう感動がやばくて失禁しそうだった。
当然タオルも使い放題、浴室に入ればカミソリ・ハブラシも無料で備え付け。
やばい、揃いすぎててやばい。
テンションMAXで洗い場に座り、体を洗おうとしたらまたここでも感動が!
シャンプー・リンス・ボディソープに加え洗顔クリームはもちろん、なんとマウスウォッシュまであったのだ!
マウスウォッシュあるサウナとかめちゃくちゃ有難い!!
嬉しくて、やっぱ神戸はちゃうな~とか思いながら半笑いで口をぐちゅぐちゅウォッシュしてると、背後に気配を感じた。
振り返ると裸のおっさんが俺に申し訳なさそうにペコペコしながらマウスウォッシュに手を伸ばしそのまま持っていった。
すみませんマウスウォッシュはおっさんの私物でした。
備え付けはございませんのでご注意ください。
さ、気を取り直してリフレッシュにサウナ。
これがやはり予想通りスーパー良い。
サウナの種類は
・メインサウナ(高温、100~110℃)
・フィンランドサウナ(90~100℃)
・塩サウナ
・岩盤浴
の4種類。
(メインサウナ)
(フィンランドサウナ)
(塩サウナ)
(岩盤浴)
まずはフィンランドサウナに入ってみたのだが、これが大正解だった。
ストーブや材木などすべてフィンランド直輸入のこだわりサウナで、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」をセルフでできるようになっている。
入口にヴィヒタ(白樺の葉)もあり、全身に叩いて良い香りを楽しみながら入ると、とても居心地の良い温度と湿度に包まれた。
おそらくあえてであろうが、サウナ内にはテレビはなく、うっすらとヒーリングミュージックが流れている。
しっとりと汗をかきながら、静かで穏やかな空間で日頃の心と体の疲れを癒した。
気持ち良すぎる。
12分計が一周したころ、ヘロヘロで水風呂へ。
水風呂も凄い。なんと温度は11.7℃。
小数点こそ意味不明だが、とにかく外にある水風呂は珍しい!
ザバーンと入ってみると、もう、、
最高!!
キンキンに冷えてやがる!!!!
キンキンに冷えすぎて、
パンチラを発見したときの北大路欣也ぐらい目がギンギンになってしまったので整い椅子へ。
※パンチラを発見した北大路欣也
その後メインサウナで30分に一回実施されるアウフグースを2回体験して、完璧に整って浴場を出た。
※アウフグースイメージ図
館内着に着替えてレストランへ。
ちょっと待て・・
おいおい、飯レベルも高ぇのかよ・・
りんごジュースを頼んでみたら、きたのは生りんごすりおろしの本格派。
果物そのものの果汁と甘さがサウナ後の乾いた体に染み渡る。
食べ物は名物らしい唐揚げと肉団子を頼んだら、もう美味しすぎて、ありえない。
周富徳が作ったとしか思えない。お調子者の弟・富輝では絶対に出せない味だ。
あとで調べてわかったが、他にもマッサージや日焼けマシーンもあり、ビジネスマンには嬉しい靴磨きサービスもあるので利用する人は利用してほしい。
思い返すと、昨今サウナーを世に爆発的に増やしたテレビ番組「サ道」では途中回まで東京のサウナ施設、途中回から静岡、名古屋のサウナ施設と日本を南下してきた。
「これは関西なら絶対神戸サウナ&スパくるやろ!」
と予想していた。
結果、関西を素通りし、熊本湯らっくすまで南下しやがったときの肩透かしを俺はまだ恨んでいる。
きっとプロデューサーは表面的な評判で、キャラが立ちそうなサウナだけをチョイスしたのだ。オール5の優等生は、オール5ゆえに尖りも粗も目立たない。
しかしながら、こうも思う。
神戸サウナ&スパほどの男は、そんなみみっちいことを言わない。器が違う。
おそらくそっと、俺にこう言うだろう。