読む気になるサ活日記~ケビン・ベーコン・サウナ~

元大東洋の従業員。歴14年以上のサウナフリーク。大阪全サウナ行きました。全国民に銭湯・サウナのこと好きになってほしい。◼️サウナムック「Saunnasa Vol.1(開発社)」「Saunassa Vol.2(開発社)」関西レジェンドサウナ推薦人として記事執筆 ◼️サウナムック「サウナ大衆(双葉社)」全国のオススメサウナ記事執筆

【大阪】(京橋)ユートピア白玉温泉、伝説の氷水風呂を体験せよ。

このブログの読者もTwitterのサウナ友達もおかげさまでびっくりするスピードで多くなってきていて、純粋に嬉しい今日この頃。

 

 

このブログを書いているときだけ、俺は幸せな気分になれる。

もう毎日がエブリデイ、未来はフューチャーだ。

 

 

さて、先日の京橋グランシャトーのエントリーが最近のエントリーの中ではやけに評判が良くてすごく嬉しかったのだが、ただ、少し後ろめたい気持ちがある。

 

 

それはなぜか。

 

 

京橋には、実は知る人ぞ知る至高のサウナがもう1つあるからだ。

 

 

それを差し置いて長男グランシャトーばっかり褒めてしまったので、次男はダルビッシュ翔ばりにグレるかもしれない。

 

(注※ダルビッシュ翔……ダルビッシュ有の足を引っ張るためだけに生まれてきた非行次男。)

 

 

骨肉の争いはこちとらごめんなので、今日は京橋至高の次男坊「ユートピア白玉温泉」をしっかり紹介しよう。

 

 

ユートピア白玉温泉@京橋


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ユートピア白玉温泉(大阪府大阪市) - サウナイキタイ

 

 

結論から言うと、

とんでもなくオススメのサウナの1つ。

 

 

JR京橋駅から徒歩7分。本当にサウナ好きだけが知っている隠れた名店。

 

 

何が良いかというと、そりゃもう、

 

 

 

 

「コストパフォーマンスの良さ」

 

 

 

 

に尽きる。

 

 

もろもろ持参すれば450円で風呂・サウナを楽しめる。(※タオル・シャンプー・リンス・ボディソープは別料金なのでご注意を。まぁ手ぶらで行っても750円くらい。)

 

 

その安さを誇りながらサウナクオリティが他の銭湯とは段違いでレベチなのだ。


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※画像はヤグチ

 

 

 

まず、お風呂は通常の銭湯と大きく変わりはないが、清掃はとても行き届いていて綺麗。


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そして何故か、珍しい子供用のプールが銭湯内にある。

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※子供用プール

 

それにしても一体プールなんか誰の要望でつくられたのだろうか。きっと運悪く落合福詞でも来たのだろう。

 

 

サウナはというと、銭湯サウナとしては相当広い。ソーシャルディスタンスをとりながら7~8人は入れる。

温度は95℃のボナサウナ、熱さは十分感じれて、嬉しいテレビ付き!


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そしてなんといってもここの名物は水風呂!

かき出し15~16℃の冷たい水風呂で、サウナ好きにはたまらん温度設定だ。


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し!か!も!

なんと、水風呂に定期的に氷が自動で投入されるのだ!

がらがらがっしゃーんって。

 

 

イベントとしてかなり面白い。

ただ、あくまでイベント性重視のため氷の投入量は申し訳程度なので期待のしすぎには注意。

どのぐらい申し訳程度かというと、キャラメルコーンに入ってる落花生ぐらいだと思っていい。

 

冷たい水風呂が好みのサウナーにとって、視覚でも冷たさを楽しめるサービス精神旺盛な銭湯。

 

※具体的にここの氷水風呂がどんなのか見たい人は、この動画の3:54~4:24で角田信朗が実際に楽しんでるのでご覧ください

 

 

ここまでサウナ・水風呂にこだわるとさすがに経営の観点からサウナ別料金とるのが普通なのだが、ユートピア白玉温泉は一切とらない。

 

 

通常料金の450円だけで風呂もサウナも水風呂も楽しんでいけ、という店主の太っ腹なこだわりなのだろう。

 

 

人情の街、大阪京橋。

ファーストサマーウイカもこの白玉温泉でサービス精神の真髄を学んだのであろう。

 

 

さらに、ここ白玉温泉はグランシャトーに比べて営業時間が長い。

グランシャトーの「朝9:00~夜23:00」に対して、白玉温泉は「朝6:00~深夜2:00」まで営業している。

朝風呂したい人や、飲んだあと軽く汗を流して終電で帰りたい人には白玉温泉はもってこいだろう。

 

 

 

どうよ?

ユートピア白玉温泉、なかなかやるでしょ?

 

 

 

これで次男坊にもちゃんと道を間違えないぐらいの愛情を注いだつもりだが、ふと気になって悪童次男ダルビッシュ翔の最近を調べてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わりとまともなこと言ってた。

 

【保存版】初めてサウナにチャレンジするときの正しい入り方を、プロサウナーが日本一簡単に教えます。

きのう、昔の会社同期(顔○歌◎性格▲出自×=独身)がこのブログを読んでくれて、色々と感想をくれた。

 

 

 

1つ大きな気づきがあった。

サウナって、全っ然、一般的な趣味として浸透してないということ。

 

 

 

情報感度高い人は「サ活」とかって名前くらいは知ってるけど、ぶっちゃけ自身ではサウナってたまに銭湯で入るぐらいやわ~、が一般的なレベルだった。

 

 

 

最近だいぶサウナーもメジャーっぽくなってきたなとか思ってたけど、たいしたことない。狭い世界で図にのっていた。

井の中の蛙、巣の中の蟻。いや、太陽とシスコムーンの中のルル。


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なので、今日は一般人に向けて、

 

 

「サウナ好きがなぜサウナにハマるのか」

「サウナ初心者の正しい入り方」

 

 

を日本一簡潔にわかりやすく書く。

 

 

 

 

 

「サウナ好きは、なぜサウナにハマるのか」

 

  1. サウナ我慢しまくったあとの水風呂がありえないぐらい気持ち良いから
  2. 体の疲れがとれてスッキリするから
  3. 心の疲れがとれてスッキリするから

 

 

ぶっちゃけこのどれかか、どれかとどれかの組み合わせしかない。

 

 

肌に良いとかダイエットに効くとか、そんなことを言ってるやつは俄(にわか)なので、話してる途中にいきなりビンタして、そのままパイルドライバーしてあげると丁寧。


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※パイルドライバー

 

 

 

「サウナの正しい入り方」

 

ま、ぶっちゃけそんなものはない。

料理がうまけりゃいいのと同じ話で、何か1つでも入ってよかったとメリット感じたらそれでいい。

 

 

もし本当に初めてサウナに長く入る人なら、まずは“1回だけ“、以下の3ステップを試してほしい。

 

 

  1. サウナに7分入る
  2. 水風呂に1分つかる
  3. 5分~10分ボーッと外で座る

 

 

 

これだけでいい。

 

 

最初はサウナの7分さえしんどいはずやけど、7分でのぼせたりした人を見たことがないので安心してほしい。あとで水風呂でめちゃ冷やすから。たぶん大丈夫。

 

 

 

そして、そのあとの水風呂。これも入る習慣がない人はかなり抵抗あるかもだが、最初はそら確かに冷たい、冷たいけどそれを15秒だけ我慢してほしい。

頭の中で15数えたら、もう全然冷たくない。

体と水のあいだに温度の膜みたいなのができてるのを感じるはず。そのまま、「息が冷たくなってきたな~」と思うまで待とう。(だいたい1分前後ぐらい)

 

 

 

で、息が冷たくなったら出よう。

できればベンチか、なければ湯船のヘリに座って、何も考えずにボーッと5分~10分過ごそう。

 

 

 

と、これだけで終わり。

あとは風呂にまた入るなりそのまま出るなり自分の好きにすればOK。

それでメリットを感じたら、次もやってみたらいいし、入る回数を増やしてもいい。

 

 

 

「整うためにはやっぱその一連を3セットやったほうが・・」みたいなアドバイスしてくるアマサウナーがいるが、そんなやつには「やっぱその一連を3…」ぐらいで喉に正拳突き、そのままジャーマンスープレックスに持ち込むのが礼儀。


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※ジャーマンスープレックス

 

 

 

「サウナーが言う、『整う』って何?」

 

 

答え:  血流がドクドクするのを感じて、頭がボーッとしてふわ~っとする状態。

 

 

1セット(1~3を行うこと)だけでも、この状態になるから、騙されたと思ってやってほしい。

 

 

そら、長くやってるともっと凄い状態になれること知ってるけど、そんなんはまずサウナの基本的な良さを感じてもらってから。

 

 

それ以上ややこしいこと言う奴には、間髪入れずに延髄切りをお見舞いして差し上げよう。


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※延髄切り

 

 

 

 

 

と、ざっくり以上である。

 

 

 

ちょっとでも「これぐらいならやってみよかな?」ってサウナに興味が出たなら、一度試してみてほしい。

 

 

 

 

と、熱く語っている矢先、いましがた明日朝イチの仕事(面談)をキャンセルしたいとのメールが来た。俺が事前確認のメールをするまで完全に忘れ去られていた様子。安倍麻美ぐらい綺麗に忘れ去られている。

 

 

 

 

これをよんでくれてるみんな。

わたしのことはわすれても、サウナのただしいはいりかたはわすれないでください。

【大阪】帝王、京橋グランシャトーサウナ、その知られざる凄さを初めて教えよう。

 

_______________

京橋は~ええとこだっせ

グランシャトーが、おまっせ

サウナでさっぱりええ男

恋の花~も咲きまっせ

グランシャトーはレジャービル

グランシャトーへ いらっしゃい

_______________

 

若い人にはわかるまいが、

実はこれ、昭和63年生まれ以前の大阪人にとって

関西電気保安協会

ホテルニューアワジ

に次ぐ、“文字読んだだけで勝手にメロディ脳内再生されるやんけランキング“第3位のシロモノである。(野村総研調べ)

 

 

 

昭和が生み、昭和が育てた大阪京橋の下町レジャーサウナ王国、グランシャトー

 

 

 

メロディが再生されないそこの陰毛生え揃ってない一年坊主には、まずはこの30秒の動画をみていただこう。

 

注1※0:10の水風呂に潜る行為はサウナ&スパ倫理協会の紳士協定第18条違反

注2※0:15のマッサージしてくれている女性の太ももをチラッと触る行為は刑法第176条強制わいせつ罪

 

 

 

 

 

もうね、グッとくる。


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まじでグッとくる。


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昔から決まっているのだ。

もうそれこそ俺がまだ親父の精子だったころから決まっているのだ。

大阪のサウナといえば、大東洋ではなく、

グランシャトー」なのだと。

 

 

 

昨今の駒しゃくれた顎しゃくれたサウナ雑誌の編集者が大阪のサウナとして「大東洋」と「アムザ」しか紹介しないのがしゃくに触る。

 

 

 

京橋グランシャトーが孤高であることは昭和を生きた先人なら皆が知っている事実である。

 

 

 

かく言う私も最初は大東洋フリークだったので、初めてグランシャトーを経験しその事実を知った際は本当に申し訳ない気持ちになった。

1999年のミッチー・サッチー騒動を大人になって調べたら「いやこれ10:0でサッチーが悪いやんけ」って気付いたときぐらい申し訳ない気持ちになった。

 

ミッチー・サッチー騒動 - Wikipedia

 

 

 

じゃあどの辺が凄いんだ、というと、これは歴史と個性だけじゃない。

 

 

 

 

何が凄いのか。それは、

 

 

 

「めっちゃくちゃすいてる。」

 

 

 

ということである。

 

 

 

「は?」

と思われたそこの箕部幹事長のためにもう一度言う。

 

 

 

「めっちゃくちゃすいてる。」

 

 

 

このクオリティで、この値段で、この利便性でこれだけすいているということがどれほどサウナーにとって凄いことか。

 

 

【クオリティ】

広めの浴場にタオル・水を含んだ冷やしタオル使い放題、シャンプー・コンディショナー・ボディソープ使い放題、髭剃り歯磨きあり。


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サウナは20畳はある大変広い遠赤サウナ(100~105℃)、湿度十分、サウナ内寝転べるスペースあり、別途低温サウナあり、水風呂約17℃設定。(温度計22℃となってるがあれは明らかに計測器バグってる)、リクライニングチェアー3脚完備。

https://sauna-ikitai.com/saunas/3124

 

 

【価格】

価格は50分756円、100分1512円、フリータイム2268円


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【利便性】

なんとJR京橋駅から徒歩1分。

雨にも濡れない。

 

 

 

こんなに揃ってるのに、めちゃめちゃすいてるのだ。いつ行ってもだ。

 

 

 

サウナーを気取り出すと、やれ「どこのサウナの温度が良いで」とか、やれ「あそこの水風呂の温度はキマルで」とかついつい施設のスペックばかりに気をとられてしまう。

 

 

 

だが、我々が本来サウナに何をしに行ってるのかという原点に立ち返ると「疲れを癒し、心と体を整えに行ってる」はず。

 

 

 

最高のサウナを、ゆっくり、広々と、落ち着いて楽しめる唯一無二のスポットなのだ。

 

 

だから、すいてるって、実は相当大事な要素。

 

 

大阪全ての温浴施設を回ったが、ここまで広くて、レベル高くて、すいてるサウナはここしかない。数年通っているがずっとすいてる。

 

 

正直これで潰れてないのが凄い。

もしかしたらラオウのごとく立ったまま死んでるのかもしれない。


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ちなみに本音を言うと、ここをかなり愛用させて頂いているわりにブログでの紹介が遅れたのは、これだけのすいてるスポットが皆に知られて混むのを恐れたからである。

 

 

 

ただ、よくよく冷静に自分のブログのPV数を考えると、「私付き合ってからじゃないとさせない派やから!!!」と管巻くブスと同じことをしていることに気づき、そっと筆をとった。

 

 

 

まだまだグランシャトーについては書き足りないことだらけだが、追い追いまたレポートすることにしよう。

 

 

 

一度、まずはぜひ行ってみてほしい。

【モラリストは絶対に見るな】ベテランサウナーだけが知ってる、絶対に語ってはいけないサウナ小話。

昨日長めの濃い~投稿やったので、

今日はゆる~い小話。

 

 

サウナ入る前、お酒飲んだことある?

 

 

一般的にお酒飲んでからのサウナは絶対にダメだと言われる。アルコールは利尿作用が強いからすぐに脱水症状になるのである。

 

 

 

脱水症状は怖い。

アルコールではないが、

TOKIOの松岡も昔ジムトレーニング後にサウナで我慢しすぎて脱水症状起こして助けられたことがある。

※しかもそれを助けたのはたまたま同じサウナに居合わせた吉川晃司。

http://wazan2.com/enta/e83.html

 

 

 

はいこれ一生使いどころのない豆知識。

 

 

 

 

まぁ、俺自身も事実、昔確かに酒飲んでベロベロで新橋の深夜サウナに行き、急激な脱水症状から誰もいないサウナの中1人死にかけたことがある。

 

 

 

全裸で死ぬわけにはいかないから、もうそれこそ必死で這いつくばってサウナから出た。

意識朦朧となりながら「これ親が死因聞いたとき何死になんねん!!」って。「こんな死に方恥ずかしすぎるわ!!」って。

 

 

だから、みなさんも絶対にやったらだめだよ。相当危険なので。

 

 

 

 

・・・

 

 

 

でもさ。

 

 

 

実は、

 

 

 

アルコール入れたあとのサウナって、

 

 

 

1番快楽物質出るんよ。

ちゃんとキマるとね。

 

 

 

もうね、5日オナ禁誓いウォーカーしたあとの自分磨きよりも気持ち良いのさ。(これマジで)

 

 

 

ほんまに、心地よいとかじゃなくて、震えるくらい気持ち良いのよ。

脳イキ、みたいな。

 

 

 

 

これ結構ベテランサウナーしか知らない現象。

 

 

 

でもそんなこと公に言えへんよな、モラル問われるし。

 

 

 

 

最近はプロサウナーの自覚から全くやらなくなったけど、たまにふとやってみたくなる禁断の一手。

 

 

 

 

 

良い子と包茎はマネするなよ!

【大阪】太平のゆ なんば店を利用するなら、絶対知っておいたほうがいいこと。


先日人生で出会った人の中で3058番目に尊敬している先輩の熱弁を受け、今更ながらAmazonPlimeにて映画「LEON」を観た。

 

1994年に米仏合作、リュック・ベッソン監督にて製作され、ジャンレノが一躍有名になった映画。

 

【wiki情報】

レオン (映画) - Wikipedia


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いや~、なめてた。

26年前の古い映画で最初は全く気乗りしなかったが、思いの外良かった。

 

愛にうちひしがれ社会を知らずに大人になった殺し屋レオンと、最愛の肉親を奪われた早熟な12歳の少女マチルダがとあるきっかけで共生するようになる。互いに心と体の未熟さから周囲に都合よく利用されている。

 

愛を失って久しい孤独な男を、ただ一途に愛してくれる、小さな女の子。

 

その愛にこたえることはできないけど、それでもレオンは、愛してると言った。

 

眠れない夜から解放してくれたから。

人殺しになった理由を聞いて、泣いてくれたから。

 

彼女を助けたりしなければ、愛を知らずにいられた、優しい怪物の物語である。

 

 

ただただ泣けた。

冷静に考えると40代の髭面と12歳の美少女のロリコン話なのだが、そんなことを微塵も感じさせない透明な美しい世界があった。

後で調べてわかったが、12歳のくせにあの屈託ない無邪気さと恐ろしいほどの妖艶さを同時に出すマチルダは、なんとあの若き日のナタリー・ポートマンなのである。しかも映画デビュー作・・。天才かよ・・。


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※右下がマチルダ役のときのナタリー

 

久々に観てよかったと思えた映画だった。

本件にてあの先輩は尊敬する人ランキング3057番に昇格した。

 

 

とまぁ、さて。

 

 

先日深夜にサウナ仲間と難波でサウナ行くことになり、大国町の守り神「太平の湯なんば店」に行ってきた。

 

【ホームページ】

湯源郷 太平のゆ なんば店

【サウナイキタイ情報】

湯源郷 太平のゆ なんば店(大阪府大阪市浪速区) - サウナイキタイ

 

 

ここは難波~大国町間では非常に人気のスポットで、大国町駅1番出口から徒歩3分、なんばparksあたりからなら徒歩10分で着く【都会のオアシス的立ち位置】になっている。(当然そんなこと言っているのはサウナーだけだが。)

 

木津市場という市場に併設されている温浴施設なので、早朝~昼は魚が美味しいお店が並んでおり、隠れた難波の観光スポットにもなっている。

 

ここは風呂の外観からもわかるとおり、大きな温浴施設なので岩盤浴も食事処もマッサージも寝ころび処も全てついている。

 


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というわけで老若男女・サウナー非サウナー問わず人気があり、難波観光スポットとして観光ガイドにも載っていることもあり、まー人が多い。

 

サウナの温度は90℃、いつ行っても安定しているし、水風呂は水深80cmの広め・水温も14~15℃設定で結構攻めてる。

露天風呂も広くて綺麗だ。



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ここまで聞くと非の打ち所がなさそうなのだが、ただ1つだけ、ガイドブックにもサウナイキタイにも載ってない難点がある。。

 

 

「人が多すぎてマナー悪いやつ現れがち」

 

 

ということである。

いつ行っても観光客の外国人と地元ヤンキーで溢れており、彼らは軒並みサウナマナーが悪い。

 

だいたい友達数人で来てはサウナでべちゃくちゃ喋り、だらだら汗をかいて、かけ湯もせずにウェイウェイ言いながら水風呂へダイブしやがる。

 

俺にとって、かけ湯せずに水風呂へダイブすることは、美輪明宏にお前呼ばわりすることの次にやってはいけないことだ。

 

でも注意するとだいたいすごい煙たがられる。若者よ、俺だって好きで注意してんじゃねぇ。

 

正直注意するときは内心ちょっとビビってるし、しっかり注意したあと水風呂上がる瞬間に冷水で縮み上がった一口餃子を見られ説得力がゼロリセットされていることもわかってる。

男とはそういうものだ。畜生、俺にセネガルの血さえ流れていれば・・と思い出しては悔しくて眠れないときもある。

 

しかし、言わないとだめなのだ。

プロじゃないのだ。

 

「か、かけ湯ちゃんとしてから入りや。」

俺は今回も言った。若者たちはバツが悪そうに俺に会釈をした。水風呂には気まずい空気だけが流れていた。

そのわずか30秒後、サウナからややオラついたコワモテのズルムケ親父がその水風呂に入ってきた。

かけ湯せず豪快に入ってきた。

 

若者たちは俺を見た。

 

 

 

 

俺は、言えなかった。

 

わたしのてきは、わたしです。

 

 

ファイト!戦う君の歌を

戦わない奴らが笑うだろう

ファイト!冷たい水の中を

震えながらもぐってゆけ

 


サウナを愛したりしなければ、屈辱を知らずにいられた、優しいサウナ怪物の物語である。

【京都】話題の銭湯「サウナの梅湯」の感想、歯に衣着せずに語ってみる。

京都銭湯で大変話題の「サウナの梅湯」に行ってきた。

 

https://sauna-ikitai.com/saunas/2721

 

https://mobile.twitter.com/umeyu_rakuen?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

 

銭湯経営のパイオニア、湊三次郎(みなと さんじろう)氏(29)が手掛けている銭湯である。

 

※噂の湊三次郎氏


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彼は並々ならぬ銭湯愛を持つ男であり、若干25歳で一念発起して潰れかけの銭湯経営を未経験からスタートさせ、現在では京都と滋賀に4軒までその経営規模を拡大しているカリスマ銭湯経営者である。

 

銭湯は公営浴場のため国からの補助金があるものの、法律で金額設定の上限が決められているので、一般的になかなか利益がとれず経営が難しい。

 

それでもコツコツ集客に取り組まれ、たくさんのメディアに取り上げられ、去年は「ノンフィクション」というフジテレビのドキュメンタリー番組にも出演。すごいね。

仕事が嫌すぎてサボって信長書店ばかり行って日中から股間にテントを張っていた25歳当時の俺に、爪の垢を煎じて飲ませたい。

 

さて、銭湯はというと、広さも値段も普通だが内装にとてもこだわりがあり、凄く面白い。ターゲットは明らかに20~30代で、実際小さなこの箱にかなりの客で溢れ返っていた。


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いい感じでしょ?

 

肝心のサウナはというと、現在の口コミ情報では「108℃のドライサウナ」となっていたが、実態は少し違う。

 

確かに温度計は108℃を指しているが温度計は部屋上部についていて、他方座面は一段のフラットタイプの最大8人が座れる構造だ。

 

つまり、温度計の位置と座面にわりと高さの違いがあるので、実際の体感温度は80℃~85℃といったところ。

 

ドライサウナながら良い装置を搭載しているのか湿度もそれなりにあり、足元や座面を火傷しそうになることもない。初心者でも楽しめる優しいサウナだと思った。


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そして、水風呂は銭湯にしては結構広く深い。

これが結構良い。

普通の銭湯の水風呂はせいぜい2人収用ぐらいの広さなもんだが、ここはおそらく最大同時6人は入れそう。深さも80㎝はあり、なんと上から滝のように水が流れる仕組みも搭載されている。


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水温も体感17~18℃ぐらいで、問題ない。

源泉かけ流しの天然地下水の水風呂で、入ったときの肌触りがまるで違う。

 

また、上の写真にある「梅湯新聞」は全て手書きで風呂のいたるところにラミネートされて張ってあり、店主の銭湯愛をこれでもかというほど感じることができ、個人的には風呂への情熱という点において非常にシンパシーを感じた。

 

まぁ、サウナーとしては店名に「サウナ」の文字を打ち出すには少しだけ物足りなかったかなぁ。いや、銭湯の料金であれだけのクオリティがあれば十分か。。

サウナか水風呂どちらかにもうひとパンチもらえたら120点満点!

 

色々言ったけど、結論また来たいなと思える、良い銭湯だった。

 

余談だが、サウナ内は私語厳禁のルールの張り紙があったため皆黙って大人しくしていたが、これみよがしに手書きで

「サウナのあとは汗を流して水っ呂風へ」

と書いてある木札があり、静まり返るサウナの中それに1人ツボって笑い死にしかけているおっさんを見ているのは楽しかった。

 

わかるよおっさん。

ツボるときってだいたいしょうもないよね。

【日本サウナ学会】会員に年に一回は起こるであろうこと。

前職の先輩から飯会に誘われた。

 

先輩「お前サウナ好きやんな?サウナ部ってうちの会社にあるからさ、その部長やってる後輩を飯会で紹介するわ!」

 

なんて言うからさ、すごい有り難くて。

サウナなんて好きなんやっぱ上の世代ばっかやし、できれば同世代でサウナについてレベルの高い情報交換とかサウナ素晴らし飲み会とかできたらええなって。

(注※最近直接問い合わせやお誘いがちょくちょくありますが、筆者はホモではありません。異論は認めませんので誹謗中傷はあなたの脳内のみでお願いします。)

 

 

てなわけで、すげー仲良くなりたくて、なんなら色々コアな情報提供とかも今後したくて、わくわくしてた。

で、いざ会ったら爽やかな若手でなんとなく第一印象ええ奴そうで、こら仲良くなれそうやなと思ってさ、元気よく挨拶した。

事件は起こった。

 

 

 

俺「はじめまして!!○○さんの元後輩なんです!サウナ部あるんですよね?!」

 

部長「そうなんですよ~。サウナお好きなんですか?!」

 

俺「いや~、このバッジわかりますよね?(スーツのフラワーホールにつけてきていたサウナ・スパ健康アドバイザー資格保有者のバッジを見せながら)」

 

部長「え・・・?」

 

俺「え!?わかりませんか!?」

 

部長「は、はい、わかりません。。」

 

俺「いやいやいいんです!!いいんです!!とにかく俺も○○さんと同じようにサウナめっちゃ好きで大阪の全ての温浴施設回ってまして!!」

 

部長「・・あ、ぁぁ。僕らはめっちゃ回ってるというよりはだいたい大東洋とか行ってるかんじすかね。」

 

俺「大東洋!!おおおー!!俺もよー行きますよ!!!!なんならサウナ好きすぎて大学時代に勤務経験もあるんです!

サウナ・スパ健康アドバイザー資格もありますしサウナ・スパプロフェッショナルももってますし、日本サウナ学会の会員でしてサウナの研究なんかもこれから・・」

 

 

部長「あ~ちょっと、、、。ちょっとあの~、、、ガチすぎてちょっとそこまでガチやと僕話せることないです。そこまでというより僕らはサウナ楽しんである程度知らないやつにマウントとるような感じで話すのが好きというか、、。」

 

俺「あ~、、なるほど、、」

 

部長「・・・・・・。」

 

俺「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんやねん、あいつ。

 

そんなサウナ部認めない。

俺は絶対認めない。

 

 

 

 

涙なんか出てない。